2024年8月5日午後2時20分過ぎに世界的に株価が暴落しました。これは1987年のブラックマンデー翌日の3836円48銭を超えて-4451円となり過去最大の下落になりました。
- 高配当株持ってて大丈夫なの？
- 株全部手放して損切りしたい！
- 不安で仕方ない！
- 安くなったから買い増しした方が良いのかな
こんなふうに不安に思う方が多いと思います。
筆者なりに考えを書きましたのでこの記事を読んで少しでも不安が解消されればと思います。
高配当株の買い増しの目安もわかりますよ！
☑株価暴落で不安な方
☑株価暴落の時に買ってよい銘柄の基準が知りたい
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8/5株価暴落の要因は
今回の株価暴落の主な要因は
- 日銀が金利を0.25%まで上げ株価に影響
- アメリカが9月に利下げの見込み
- 先週末のアメリカの雇用統計が市場の予想を大きく下回った
- →アメリカ景気後退が意識された
- 業績悪化が見込まれた輸出関連株が大きく売られた
- 韓国・香港でも株価が暴落
- NISAをきっかけに投資を始めた初心者がパニック売り
- 世界同時株安
こういった複合的な要因だと言えます。
巷では「ブラックマンデーだ」「パニック売りだ」「大暴落だ」「含み益が吹っ飛んだ」と数々のネガティブな情報が飛び交っており混乱しています。
8/5の終値を金額ではなく比率で比較してみよう
8/5の終値31,458円
直近高値が7/11の42,224円だったので25%の下落です。けっこう下がりましたね。
直近高値から20%下がって2ヵ月経つと「弱気相場」となる為大きな下落ですね。
続いて年初来は1/4の33,288円だった為5%の下落です。年初来と比べるとたったの5%なので全然驚きはしないですね。
要は今日の暴落は今年のはじめに「戻った」に過ぎないとも言えそうです。あけましておめでとうございます。
なので焦って売る必要もないし、買う必要もない。
円安がかなり進行したことに加えてアメリカの好景気も重なりここまでがかなりのバブルだったとも言えます。幻想の含み益がなくなって、現実に戻ってきた感じですね。
冷静に比較するとそんなに騒ぐ必要もないように思えます。しかしこの下落幅が1日の、何時間かの間に起きてしまえばパニックになるのも無理はありません。
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高配当株投資家はどう動くのか？
自分が購入した銘柄の購入時期にもよりますが、基本的には株価が20%以上の下落になれば買い増しもアリかなと思います。
大切なのは「購入したのがいつかなのか」を確認することです。
仮に今年の初めに購入した銘柄が20%以上を下げているのであれば買い増しを検討しても良いですね。=適正な価格から下がったと考えられる。
もし7/11頃に買った銘柄たちが20%以上下落していても買い増しは良いとは思えません。=高値で購入している可能性があり、高値から20%下がっているだけならお買い得とは言えない。
もしくは自分が次にターゲットにしていた銘柄もチャンスが巡ってきているかもしれません。
株価を確認して、基準と比較することが大切です。
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暴落の時こそ冷静に
- 8/5の暴落の要因はアメリカの景気後退が発端で日本の利上げや企業の業績悪化が見込まれ世界同時株安
- 直近高値から25%減、年初来から5%減。2024年はじめに戻った様子
- 買い増しや購入は保持している銘柄や狙っている銘柄価格を基準と比較しよう
こういったところが今回のまとめです。
暴落の時にいかに冷静に対処できるかで、株式投資の命運は分かれます。
これからも冷静にやっていきましょう！
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